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2012年10月20日 (土)

ストーリー

Theatre Graceのmariaです。




日中、とてもお天気が良くて、窓を開けて過ごしました。


すると

どこからか、キンモクセイの甘い香りが漂ってきます。


また、この季節がやってきたんだなぁって思います。






小学生の頃、カギっ子で、家に帰るといつもひとりでした。

夕方は段々寒くなってくるし、ひとりの家の中は暗くてこわいし

母が帰ってくるまで、庭のキンモクセイを瓶に詰めて

その甘い香りで淋しさを紛らわしていたことを、

この季節になると思いだします。





今は、もう誰も帰ってくる人もいなくなってしまって

本当にひとりになってしまったけれど

この甘い香りが漂ってくると

いつか、また母が、あの笑顔で

帰ってくるんじゃないかって

そんなことを考えてみたりしています。






わたしの母は、いくつになっても子どものような人で

とてもとても、大変だったし

わたしの成長も一筋縄ではいかなかったけれど



誰よりも誰よりも

わたしを愛してくれた人に違いがなくて。



わたしにとっては太陽のような存在で。




もうあの声で、

わたしの名前を呼んでくれることはないのかと思うと・・・

わたしの存在はもう、

あやふやで

不確かなものに思えてきたりします。






ほとんどの母親にとって

子どもは何ものにも代えがたい

かけがえのない存在であるのと同じで




子どもにとって

母親、母的なものの存在は

絶対的な存在であるのだと思います。


子どもは

その愛を

無償の愛を

もとめてやみません。






その存在の大きさを

いくつになっても、思い知らされてしまいます。



たくさんの人の数だけ

さまざまな親子の関係が存在するんだと思います。



そこにはさまざまなドラマが存在していて

決して同じものはないんだと思います。






その人、その人のストーリーを

絶対無二の存在としてお預かりすること。




どれだけその人の気持ちに寄り添えるか。

自分がその人であったなら

どんな風にそのストーリーを預かって欲しいのか。





わたしがテラーなら

自分と母とのストーリーを

どんな風に扱って欲しいだろう。




自分のストーリーは

やっぱり大切に扱ってほしい。




ひとりひとりのテラーが

自分のストーリーを、きっとそう思ってる。



とてもとても大切なお話なんだから。

とてもとても、自分にとってスペシャルなお話なんだから。






ああ。

たくさんのことが、頭の中を駆け巡っていきます。



来週は、ゲストでパフォーマンスをします。





この気持ちを大切にしながら

演じてきます。




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